高専キャリア完全ガイド|就職・大学編入・転職までを経験者が解説

私は高専本科卒で大手メーカーに就職するも、大卒との待遇差への不満や新たな学びへの欲求から働きながら大学編入試験に合格、会社を約2年で退職して大学へ進学しました。

このページでは、高専卒で就職した世界と大学編入した世界の両方を経験し、数回の転職を経験した私が高専卒業後の進路について実体験をもとに解説します。

運営者の略歴
  • 高専本科(電気系)を卒業
  • 高専本科卒で大手造船メーカーに新卒入社、働きながら大学編入試験に挑戦し合格
  • 造船メーカーを退職し国立大学工学部(船舶海洋系)に3年次編入学
  • 大学院修士課程を修了し、大手機械メーカーに新卒入社
  • 大手機械メーカーから特許事務所に転職、弁理士試験に合格して弁理士になる
  • 特許事務所を退職し、大手機械メーカーに転職

高専とはどんな学校か?

高専(高等専門学校)は中学卒業後に入学する5年制の高等教育機関で主に工学を学びます。

普通高校と比較して理工学に特化した教育を行い、実験や実習が多く、企業から評価も高いという特徴があります。

高専卒の学歴と社会から扱い・評価

高専卒の扱いは企業によって異なります。高い専門性が評価されて大卒扱いになることもあれば、年齢相応に短大・専門卒扱いになったり、全く評価されずに高卒扱いになることもあります。

高専からの主な進路

高専からの進路として以下が挙げられます。クラスの3~4割が大学や専攻科に進学してそれ以外が就職するパターンが多いです。

高専からの主な進路
  • 民間企業への就職(大手メーカーや電力会社などのインフラ系が多い)
  • 大学編入(国立大学工学部がほとんど)
  • 専攻科
  • 公務員(建築・土木系学科に多い)

高専からの就職

高専卒業生の企業からの評価は高く、就職率はほぼ100%といえます。しかし、評価に見合った待遇を受けられなかったり、大卒との昇進スピードの差、地方工場の現場でずっと働き続けるといった現実に悩む人は少なくありません。

就職先の業界・企業情報

就職先の選び方と就職活動の進め方

高専からの大学編入

国立大学工学部の3年次編入試験の出題内容は高専で習ったことばかりで、日程さえ重ならなければ何校も受験できるので高専生に有利な試験です。そして、大学編入試験に合格して2年(学部卒の場合)大学にいって卒業するだけでキャリアを有利にすることができます。

実際に私も高専卒社会人から大学編入して総合職や開発職、弁理士、知財職への道を切り拓くきっかけを掴むことができました。

進学先・学科の選び方とポイント

受験方法と費用について

志望理由書と面接対策

おすすめ参考書と勉強法

高専卒が後悔したり悩みやすいポイント

高専卒が後悔したり悩みやすいポイントとして、大卒との待遇差や学歴コンプレックス、地方工場勤務といったことが挙げられます。

高専卒の転職・キャリアアップ戦略

高専卒で就職して後悔したり悩んでいるところから転職や資格取得などを通じてキャリアアップする方法を紹介していきます。

高専卒向けおすすめ転職サイトと転職活動の進め方

転職サイトへの登録|おすすめ転職サイト

キャリアの棚卸しと職務経歴書の作成

筆記試験・SPI対策

面接対策

内定後の退職手続き

転職・キャリアアップのためのおすすめ資格

まとめ

高専卒業後の進路やキャリアについて全体像を整理しました。私個人としては、高専卒であることに見合った待遇や環境を得るには大学編入しておくことをお勧めします。

「社会に出れば学歴は関係ない」というのは建前で、大手メーカーをはじめとする日本の大企業は学歴と採用区分によってキャリアがある程度固定化される厳しい階級社会です(公務員もっと厳しい)。

その結果、高専卒は非大卒の一般職に区分されるケースも多く、大学工学部卒並みの専門知識を持つはずなのに彼らよりワンランク下の階層に位置づけられているというギャップに悩むこととなります。

また、高専卒で就職して悩んでいる方も、転職や資格、副業であったり私のように社会人から大学に入り直すことでキャリアップは可能ですのでぜひ参考にしていただきたいです。