【独学合格者が解説!】弁理士試験のおすすめテキストと活用法

おすすめ勉強法

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弁理士試験の勉強において、予算などの都合で資格予備校で講師の直接指導を受けるのではなく、オンライン講座でビデオ視聴しながら独学されている方も多いと思います。しかし、費用が安い分、演習量やレジュメが不足するため他のテキストや模試を追加購入することを考えている受験生も多いのではないでしょうか?

受験生
受験生

分厚いテキストが沢山あって何を選べばいいのかわかりません!

キャリ造
キャリ造

オンライン講座で合格した私が実際に使ったテキストを厳選して紹介します!

この記事では、オンライン講座(スタディング)のビデオ視聴と市販のテキストを使って3年間独学で勉強して、約15万円で弁理士試験に合格した私が実際に使ったテキストとその使い方を紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • テキストや模試選びに悩んでいる弁理士受験生
  • オンライン講座(特にスタディング)を受講している弁理士受験生

弁理士試験に興味を持ったらはじめに読むべき本

弁理士資格に興味はあるけれど、「難しそうだけど勉強が続けられるか不安」だったり「資格予備校やオンライン講座の購入に躊躇している」という方も多いと思います。

高いお金を払って資格予備校やオンライン講座を受講し始めたのに「思っていたものと違う」、「興味が湧かなくて続けられそうにない」といったことにならないように、先ずは、弁理士試験全体について解説した入門書を読んでみるとよいと思います。

キャリ造
キャリ造

先ずは試験の全体像と合格までの見通しを立てることが大事です!

入門書においては勉強のコツや試験のポイントについても解説されているので勉強法で迷ったときの羅針盤にもなると思います。また、著者は実際に予備校やオンライン講座で教えている講師であるため、この講師が合いそうだと思えば、その講師の講座を受講するなど講座や講師選びの参考にもなります。

弁理士試験一発合格ナビ

こちらは、弁理士予備校最大手LECの宮口講師のテキストです。受験への心構えや勉強法がまとめられているのでLECを受講しないにしても参考になります。勉強の戦略を立てるのに役立つので購入しておいて損はないです。

弁理士スタートアップテキスト

こちらは、私が受講していた「スタディング」の伊藤講師の書籍です。スタディングを受講している人や受講を検討している人におすすめです。

資格予備校またはオンライン講座を受講が大前提

この記事では市販のテキストを紹介するのですが、弁理士試験において市販のテキストだけでの学習はおすすめできません。

それは、弁理士試験の出題範囲が膨大である上に、個々の専門書は存在するものの弁理士試験用に編集されたものではないので、初学者がいきなり読み進められるようなものではないためです。

そのため、講師による直接授業でもビデオ視聴でもよいので「弁理士試験向けの授業」を最初から最後まで受ける必要があります。

以下の記事で紹介する5社の講座いずれでも合格はできると思いますが、合格実績やサポートの充実度は費用に比例します。予算や自身の勉強のやり方に合っているかを考えて講座を決めるとよいと思います。

私の場合は、オンライン講座の中でも最も価格の安い「スタディング」で勉強して合格しました。

おすすめテキスト・参考書とその使い方

ここでは、スタディング選んだ場合において、追加で購入すべきテキストを紹介していきます。他の講座を選んだ場合においても、補強が必要な部分を必要に応じてこれらのテキストで補っていただければと思います。

短答式試験に必要な参考書・テキスト

短答式試験では特に条文の理解が問われます。したがって、法文集(四法対照)と短答過去問を使いながら条文を徹底的に理解するように学習を進めましょう。

産業財産権四法対照

弁理士試験は法律の試験なので法文集は必須です。短答試験では四法対照を使いましょう。四法対照はその名の通り、特許、実用新案、意匠、商標の条文が比較できるように編集されているので、各法の共通点や違いを意識しながら効率的に理解することができます。

使い方としては四法を対比しながら書き込みやマーカーを引いて「自分だけの法文集」を作り上げていきます。つまり、情報は四法対照に集約させるようにします。スタディングでも購入が勧められているいるので必ず買っておきましょう。

弁理士試験 体系別 短答過去問

オンライン講座を受講するだけでは演習量が不足しますので、オンライン講座を一周したら、オンライン講座の復習をしつつ短答過去問集を何度も回していきます。

過去問集の王道はLECの短答過去問集です。さすが業界最大手だけあって解説が丁寧かつ正確性が高いので学習効率も上がると思います。解説もしっかり読んで理解を深めましょう。

工業所有権法逐条解説(青本)

カバーが青いので青本と呼ばれている本です。

条文の解説集といったところで、各講座のテキストもこの本が出典となっていることが多いです。かなり分厚くて値が張るにも拘わらず法改正があると最新版ではなくなってしまいます。

青本の中身の最新版は特許庁のホームページでpdfとして無料公開されているので、必ずしも購入する必要はありません。。

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第22版〕 | 経済産業省 特許庁

キャリ造
キャリ造

講座のテキストは青本を受験のプロが受験生向けにわかりやすく編集しているので、講座のテキストをしっかり理解する方が効率的です!

私も実際に購入したものの、少しマーカーを引いたくらいで短答試験の勉強ではあまり使わなかったです。

最初に青本を読んで理解しようとするのはかなり効率が悪いので、学習の優先度的には、講座のテキスト→過去問→法文集→青本といった順番で学習を進めましょう。

論文式試験に必要な参考書・テキスト

論文式試験では、法文は貸与されるので、法文集に書いていないことを覚えるテキストと論文過去問集を使って、実際に書いてアウトプットする訓練を積み重ねていきます。

知的財産権法文集

論文式試験では貸与された法文集を使うことができるので、勉強においても貸与法文に近い構成の法文集が必要です(四法対照は不可)。貸与法文集の実物を合格者の知り合いからもらうのがベストですが、難しい場合は、法律毎に章分けされた法文集を購入して使用しましょう。

弁理士試験 論文マニュアル

こちらは重要事項や暗記事項をまとめたレジュメ集です。このテキストに書いてあることは頻出しますのでしっかり覚えて、答案作成時に使いこなせるようにしましょう。

弁理士試験 論文式試験過去問題集

論文式試験においても重要なのは過去問です。まずは、「過去問は当たり前に答案を書ける」という状態を目指しましょう。

とはいえ、いきなり過去問を解こうとしても白紙の答案用紙を前に途方に暮れるかと思います。

なので、先ずはハードルを下げて模範答案を写経します。過去10年分程写経すれば論文式試験の解答イメージや出題傾向が掴めると思います。

次に実際に自分で過去問を解いていくのですが、全文書き(本番同様にA3用紙2枚分書く)はハードルが高いので過去問の大問題を小問題に小分けにして時間を計りながら書いてみます。

小問題を1問書いたらすぐに模範答案を読んで自分の答案との違いを確認して次に活かします。

それが一通りできるようになったら全文書きをしてだんだんと本番と同じ状況に慣れていくようにします。

口述アドヴァンスドテキスト(LEC)

口述試験用のテキストですが、弁理士の先輩に勧められて購入しました。

口述試験で問われることは論文式試験で問われる可能性が高いです。

そのため、このテキストもレジュメ集として活用することで小問題で「~趣旨を説明せよ」といった一行問題に対応できる力が鍛えられます。

LECのサイトで購入できるので購入しておきましょう。これを早めにやっておけば、口述試験対策もかなり楽になります。

知的財産法判例教室

論文式試験では判例の知識が問われることがあります。判例については知っていないと書きようがないので覚えるしかありません。私の場合、判例についてはこのテキストの内容を覚えただけですが十分かと思います。

他の受験生が書けない(落としても致命傷にはならない)ことを覚えるよりも他の受験生が当たり前に書いてくることをしっかり覚えましょう。

口述試験に必要な参考書・テキスト

論文合格発表から口述試験まで1カ月くらいしかありません。論文式試験に合格した優秀な受験生の1割は落ちるのですから、残された期間全力で勉強しましょう。合格はもうすぐです!

口述アドヴァンスドテキスト(LEC)

このテキストは超重要です!そのため丸暗記するくらいの勢いで徹底的にやり込みます。とにかく自分の口で声を出して回答する訓練を積みます。

家族や友人に協力してもらって問題を出してもらい、口頭で回答することを繰り返しながら自分の口で回答することに慣れておきましょう。

口述模試(LEC及びTAC)の後にもらえるテキスト

論文に合格したら枠が埋まる前に速攻で口述模試を申し込みます。大手予備校のLECとTAC両方押さえておきましょう。地方であっても交通費を惜しんではいけません。

そして、口述模試を受けると暗記事項をまとめたテキストがもらえます。

このテキストは情報の宝庫ですので徹底的にやり込みます。

弁理士試験 口述試験バイブル

上記のテキストをマスターして余裕があれば、こちらのテキストもやっておくと万全です。

上記のテキストでカバーしきれていないところも書かれているのでしっかりと補強しておきましょう。

工業所有権法逐条解説(青本)

テキストだけでは知識の抜け漏れがどうしても出てくるので青本も読み込んで、様々な質問に対応できるよう引き出しを増やしておきましょう。

まとめ

以上、弁理士試験のおすすめ参考書・テキストについてまとめました。

大学受験にしろ資格試験にしろテキストの選び方のコツとしては多くの受験生が使っている王道テキストを選ぶことです。

いろんなテキストに中途半端に手を出さずに、これら王道テキストをしっかりマスターすることが合格への近道だと思います。

この記事を書いた人
キャリ造

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高専卒社会人から大学編入して船舶工学を学び日本船舶海洋工学会奨学褒賞を受賞しました。造船・重機メーカー3社、特許事務所を経験し弁理士試験に合格、現在は知的財産の仕事をしています。それらの経験から高専卒業生や知財業界志望者から相談を受けることもあり、エンジニアのキャリアに関する情報発信を始めました。

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