【高専・高卒向け】学歴コンプレックスへの向き合い方と解消法を実体験で解説します

エンジニアのキャリア

高専や高校を卒業して働いたり、希望の大学に進学できなかった人の中には大卒や有名大学出身者と比べてコンプレックスを感じている人も多いのではないでしょうか。

高専・高卒社会人
高専・高卒社会人

大卒との待遇差にコンプレックスを感じて悩んでいます…。

キャリ造
キャリ造

学歴コンプレックスと向き合って解消する方法を解説します!

私自身、高専卒で大手企業に入社しましたが、大卒との扱いの違いなど学歴社会の現実に直面してコンプレックスを抱いていました。そして、コンプレックスを解消するために様々な道を模索して、最終的には社会人から大学編入までしました。

この記事では私の実体験に基づいて学歴コンプレックスへの向き合い方と解消法を解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • 非大卒であることにコンプレックスを感じている人
  • 希望の大学に進学できなくてコンプレックスを感じている人

学歴コンプレックスとは?

学歴コンプレックスは自分の学歴に対して他人と比べて劣等感を感じることですが、一口に学歴コンプレックスといっても、人によって感じるコンプレックスは以下のように様々です。

  • 高専卒、短大卒、高卒などで就職して大学を卒業していないことへのコンプレックス
  • 大卒ではあるものの大学の序列希望の大学に行けなかったことへのコンプレックス
  • 同じ大学でも入試形態学部の序列へのコンプレックス

傍から見れば「こんな細かいこと気にしてどうするの?」と思う人も多いと思いますが、以下のような理由で学歴コンプレックスを感じている人は意外と多いのではないかと思います。

学歴コンプレックスの原因3選

先ずはなぜ学歴でコンプレックスを感じてしまうのか、一般的な話はせずに私なりに考えた原因を3つ解説します。

社会経験が少ないため、学歴で自分や他人を判断してしまう

学生であったり入社したての新入社員の場合、社会経験が少ない分、卒業した高校や大学、偏差値や成績で自分や他人を評価しがちです。これまでの人生の中で勉強の成果で評価を受ける学生時代の割合が相対的に高いので仕方ないのかもしれません。

社会人になると学歴から、仕事の成果や年収などで評価されるようになっていくので、学歴で人を測る傾向は社会経験を積んでいくことで次第に薄れていくと思います。

勉強以外に自慢できたり評価される特技をもっていない

スポーツや芸術、文化といった勉強以外の分野で特技や評価された経験がないと、学校の成績や学歴が自分の全てになってしまい、そこで挫折すると強いコンプレックスを抱きがちです。極端な例を挙げれば、野球の大谷翔平選手や将棋の藤井壮太棋士は大学を出ていませんが、傑出した特技を持っている彼らが学歴でコンプレックスを感じることはまずないでしょう。

私も中学時代にちょっと勉強ができて県内の高校の中でも入学難易度が高い高専に入学できた以外で自慢できることがなく、高専卒で就職して大卒との格差に直面したときに自分の全てが否定された気がして強いコンプレックスを感じました。

キャリ造
キャリ造

私の実体験も記事にしています。

序列やヒエラルキーでランク付けしたがる人間の性質

最近、instagramなどで大学や企業などをランク分けした画像や動画がよく流れてきますが、特に最近のSNSでは様々なものにランク付けしがちです。このように人はランク付けするのが好きな生き物なので学歴において他人よりランクが低いとコンプレックス感じるのだと考えます。

学歴は人生にどれほど影響するのか解説

学歴コンプレックスを感じる人も多くいらっしゃると思いますが、実際に学歴は人生にどれほど影響するのかを冷静に見直してみるとコンプレックス克服のきっかけになると考えます。

就職・転職活動における学歴の影響

新卒での就職や転職では、募集要項に学歴の要件があるので、高学歴である方が選べる求人の選択肢が増えます。また、入学難易度が高い大学の方が有利なのも事実かと思います。

私は大手企業を複数社経験してリクルーターも経験していますが、総合職の同期や同僚、選考通過者はほぼ国公立大学または有名私立大学出身者です。したがって、就職・転職活動の段階では学歴は応募資格を満たし書類選考を通過するためのツールとして役に立ちます。

また、大企業や公務員といった保守的な組織では、総合職は大卒以上という感じで、学歴とそれによる採用区分が長期的なキャリアに影響してきたりします。

学歴を自慢できるのは20代前半まで

正直、学歴を誇れるのは学生時代までです。学歴を活かして会社に入社してしまえば、過去の栄光に過ぎない学歴について話す人なんてまずいません。

いい大人になって学歴を誇るのは恥ずかしいくらいです。実際に年齢が上がるほど実務経験が重視され、学歴よりも年収で評価されるようになっていくので今コンプレックスを感じていても時間が経てば学歴コンプレックスも自然と消えていく可能性が高いです。

副業や独立、起業に学歴は関係ない

学歴はあくまで、大企業や公務員といった大きな組織に雇われて出世競争のレールに乗るために役立つものです。最近では副業が広がりを見せており、そこから独立や起業を目指すなどキャリアが多様化しています。会社に頼らずに稼ぐ力が求められる近年においては、学歴の持つ価値が相対的に低下しているとも言えるでしょう。

学歴コンプレックスの解消法

これまで、学歴コンプレックスの原因などを解説しましたが、学歴コンプレックスは記事や本をさらっと読んだだけでそう簡単には解消できないかと思います。解消するには努力と工夫が必要ですが、私自身や私の知人の例を参考に学歴コンプレックスが小さなものだったと思えるくらいに解消できる方法を解説していきます。

今の仕事を頑張って結果を出して昇進を目指す

大きな組織ほど学歴とそれによる採用区分が長期的なキャリアに影響するので、そのような逆境の中で頑張るのは得策と言いづらいのですが、大手企業でアルバイトや中卒から社長にまで上り詰めたという事例をニュースで見かけるように可能性はゼロではないので、一応ここでも記しておきます。

キャリ造
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今の仕事を頑張るとしても他の道がないか考えてみましょう!

大学受験して希望の学歴を手に入れる

一番ストレートな学歴コンプレックスの解消方法です。非大卒で働いているのであれば、私のように仕事を辞めるなどして大学に進学したり、大学入試で希望の大学に行けなかった人が編入や院試で希望の大学に再チャレンジするいわゆる学歴ロンダリングといった方法がとり得ます。

実際に私も高専卒社会人から会社を辞めて希望の大学に3年次編入して大学院まで進学することで学歴コンプレックスは完全に解消することができました。

とはいえ、社会人から大学に進学することは、普通に高校や高専から直接大学に進学するよりも格段に難易度が上がります。私の場合も高専時代しっかり勉強しておけばこのような苦労をせずに済んだので10代での努力が人生を左右することを実感させられました。

難関資格を取得する

学歴を直接変えるのは費用や生活への影響が大きすぎるので、難関資格を取得して学歴に代わるステータスを手に入れるという方法もあります。

理系ですと最難関の弁理士資格などが挙げられます。また、弁理士を始め多くの難関資格は学歴問わず受験自体は誰でもできることが多いので一念発起して逆転を狙うのに最適です。

キャリ造
キャリ造

理系のおすすめ資格を紹介しています!

あまり例としてよくないのですが、特許事務所時代の私の上司は無名大学出身ながら所内トップクラスの売り上げを誇る弁理士に上り詰めた人でした。その一方で私を含め部下を何人も潰しながら出世したいわゆるクラッシャー上司でしたので、過去のコンプレックスが性格に悪影響を及ぼしているとも言えます。

実力主義の会社へ転職する

学歴により職種が区分されて年功序列の傾向が強い大手企業から、IT系やベンチャー企業のような実力主義の会社へ転職するという方法もあります。

ただし、実力主義の会社で活躍できるだけの実力がないと周囲からの風当たりも強くなり居づらくなって短期離職してしまうリスクがあするので、一般職であっても過度な責任を負わずに安定してそこそこの給料がもらえる大手企業を辞めてまでいくべきかは考える必要があります。

公務員へ転職する

公務員試験の中でも国家公務員総合職試験や自衛隊幹部候補生といった難関試験において、意外にも学歴の要件がなく高卒でも受験することが可能です。

公務員は厳しい階級社会でどの区分の試験をパスするかでキャリアとノンキャリアにはっきりと分かれます。逆を言えば学歴に自信がなくても採用試験を突破すればキャリアとしての道が開けるチャンスがあります。

私も高専卒で大手メーカーに入社して学歴コンプレックスを感じて最初に取り組んだのは公務員試験(自衛隊一般幹部候補生)で数カ月勉強しました。しかし、途中で大学編入に目標を切り替えたため断念しています。

一方で公務員でキャリアになれたとしても、公務員は大手企業以上に保守的な巨大組織であり昇進や配属などにおいて学歴が重視され続ける傾向にある点には注意が必要です。

副業・起業に挑戦する

これからは、「副業の時代」「終身雇用の崩壊」などと言われているように「会社に依存せずに自分の力で稼ぐ」ことが求められている時代です。そして、副業や起業においては、学歴や勉強ができるできないは関係なく、例えば、斬新な発想、先見の明、失敗を恐れず挑戦する行動力、継続力といったスキルが求められます。したがって、学歴がなくても巻き返して、高学歴のサラリーマンを年収や働き方で凌駕できるチャンスがあります。

私の昔の同僚に高卒未経験ながら、副業で金融系のwebライティングを始め、独立、ついには会社を立ち上げたという人もいて私なんかよりも遥かに稼いでいます。一方で私は国立大学の大学院卒であるものの所詮は無名のサラリーマンに留まっていて、もはや追いつきようがないくらい差をつけられてしまいました。

キャリ造
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様々な副業も紹介しています!

 まとめ

以上、学歴コンプレックスへの向き合い方と解消法について解説しました。

結局のところ学歴は10代における勉強の努力の結果であり、その恩恵として就職先や職業選択の自由度を上げてくれることは事実なのです。

しかし、社会に出れば、「学歴の高い低い」や「勉強ができるできない」に代わって「どれだけ稼げるか」で評価されるようになります。

お金の話ばかりで聞き苦しいかもしてませんが、これまで紹介した方法を駆使して「稼ぐ力」を身に着けることが学歴コンプレックスを効果的に解消する方法ではないかと思います。

この記事を書いた人
キャリ造

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高専卒社会人から大学編入して船舶工学を学び日本船舶海洋工学会奨学褒賞を受賞しました。造船・重機メーカー3社、特許事務所を経験し弁理士試験に合格、現在は知的財産の仕事をしています。それらの経験から高専卒業生や知財業界志望者から相談を受けることもあり、エンジニアのキャリアに関する情報発信を始めました。

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