弁理士試験のおすすめ予備校・通信講座5選!費用と合格率を徹底比較

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知財業界、さらに言えば理系の資格の中で最高峰なのが弁理士です。知財業界へのキャリアチェンジやキャリアアップにおいて弁理士資格は強い武器になります。しかしながら、折角一念発起して弁理士試験の勉強を始めようとしても、弁理士試験業界には様々な予備校・通信講座があって、どれもそれなりの費用がかかるのでどれを選ぶか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

弁理士受験生
弁理士受験生

おすすめの弁理士講座を教えてください!

キャリ造
キャリ造

この記事を読めば予備校・通信講座の全体像について理解できて自分に合った講座を見つけられるはずです!

この記事では、大手予備校を受講するお金がないために、格安の通信講座を中心に予備校の模試やテキストを組み合わせた学習を3年間行って15万円程度の費用で弁理士試験に合格した私の経験を基に弁理士試験の予備校・通信講座について紹介していきます!

この記事はこんな人におすすめ
  • 弁理士試験の勉強を始めたい人
  • 弁理士試験の講座選びに悩んでいる人

どんな予備校・通信講座がある?費用の比較

弁理士試験業界を代表する予備校・通信講座として、LEC、TAC、資格スクエア、アガルート、スタディングの5社が挙げられます。

先ずは、全体像を知るために各社を代表するベーシックコースとその費用を挙げておきます。最も高額なLECと最安のスタディングとの間で約40万円もの差があることがわかります。

受験期間受講方法代表コース料金(税込)合格率
LEC通学・通信1年合格ベーシックコース515,000円非公表
TAC通学・通信1.5年本科生451,000円非公表
資格スクエア通信基礎・短答・論文パック民法付きプラン335,500円38.5%
アガルート通信総合カリキュラム(民法オプションあり)215,820円27.08%
スタディング通信(スマホ学習)基礎・短答・論文総合コース99,000円非公表

予備校・通信講座どちらがよいか?

弁理士試験の講座は大きく分けると、予備校(LEC、TAC)通信講座(資格スクエア、アガルート、スタディング、予備校の通信コース)との2つの受講形態に分けられます。

個人の事情によって自分に合った講座や受講形態を選択することになりますが、それぞれ向いている人をまとめると以下のようになりますので講座選びの参考にしてください。

予備校(特に通学)に向いている人

  • 予備校の教室がある大都市に住んでいて通学が可能である人
  • 勉強のやり方やスケジュールに至るまで丁寧な個別指導を受けたい人
  • 弁理士試験に費用をかけることができる人
  • 時間をお金で買うことで一発合格や短期合格を目指したい人

通信講座に向いている人

  • 地方に住んでいて通学が困難である人
  • 弁理士試験の費用を節約したい人
  • 数年かかってもよいので自分のペースで勉強がしたい人
  • 自分なりの勉強のやり方が確立できている人

各予備校・通信講座を解説します!

ここからは、私が実際に受講したり、模試や書籍を購入して学習した経験をもとに各講座について紹介します。実際に私はこんな感じでスタディング、LEC、TACを利用しました。

  • メインで使った講座:スタディング
  • 模試や答練を利用:LEC、TAC
  • 書籍を利用:LEC、TAC
  • 情報収集に利用:LEC、TAC

LEC(東京リーガルマインド)

弁理士試験業界の中でも最大手の予備校です。したがって合格実績も圧倒的で一発合格者も多く輩出していることが特徴です。正確な合格率は非公表ですが各講座の中で合格率が最も高いと考えてよいと思います。したがって一発合格を狙うならLEC一択です。

合格率:5.0
サポート:5.0
費用の安さ:1.0

個性豊かなカリスマ講師が揃っており、好みの講師から手厚い指導を受けることができます。さらに、受講者数も多いことから受験生同士で情報交換しながら切磋琢磨できる環境で勉強することができる点がメリットです。さらに、受験ノウハウを多く有しており、出題予想の的中率も高いのでLECを受講することは「受験ノウハウ」を買うと言っても過言ではないと思います。

私は、短答模試や口述模試を受けたり、テキストを購入するという形でLECを利用しましたが、テキストの正確性やわかりやすさ、予想問題の的中率など全てにおいて後述するTACよりも一歩進んでいる印象でした。また、解答速報会など無料コンテンツも提供しており、そこで話される出題予想も的確なので、LECを受講しないとしても情報収集において必ずLECのお世話になることになります。

一方で、費用が予備校・通信講座の中で最も高いです。また、LECの最大のメリットはカリスマ講師による丁寧な個別指導や受験生仲間との切磋琢磨にあるので、東京や大阪以外の地方だとその利益を十分に受けることができないことがデメリットです。

LECに向いている人

  • 予備校の教室がある大都市に住んでいて通学が可能である人
  • 勉強のやり方やスケジュールに至るまで丁寧な個別指導を受けたい人
  • 弁理士試験に費用をかけることができる人
  • 時間をお金で買うことで一発合格や短期合格を目指したい人
キャリ造
キャリ造

LECでの学習について詳しく知りたい人は下記の書籍を読んでみましょう!

TAC

弁理士試験業界の中でLECに次ぐ2番手のポジションにある大手の予備校です。合格実績も十分でありながらLECよりも費用が安いことが特徴です。こちらも正確な合格率は非公表ですが、LECより若干低く、資格スクエアよりは高いと考えてよいと思います。

特色としては、LECは1年で合格を目指す方針なのに対してTACは1.5年~2年で合格を目指す方針であることが特色だと思います。

資格の学校TAC

合格率:4.0
サポート:4.0
費用の安さ:2.0

私は、LECと同様に短答模試や口述模試を受けたり、テキストを購入するという形でTACを利用しました。受講生でないと入手しづらいLECのテキストと比較してTACのテキストは書店でも出回っているため入手しやすく、特に後述するスタディングで合格を目指すのであれば補助教材として必ず利用することになります。

LECほどでないにしても費用が高いのと、LECの下位互換というポジションになっているので費用を足してLECを受講する方がよさそうな点がデメリットです。

TACに向いている人

  • LECよりも費用を抑えつつ予備校に通って学習したい人
  • LECよりも長めのスパンで時間をかけて学習したい人

資格スクエア

完全オンラインの通信講座です。通信講座の競合であるアガルートやスタディングと比較して、費用が高い分、サポートが手厚く特に論文試験対策も安心して受講することができます。完全オンライン学習の講座の中では最高級の位置づけとなります。

合格率:3.0
サポート:3.0
費用の安さ:3.0

サポートが手厚い分、完全オンライン学習としては費用が高くなる点がデメリットです。

資格スクエアに向いている人

  • 完全オンラインというスタイルで学習しつつ手厚いサポートを受けたい人
  • 予備校よりも費用を抑えつつ手厚いサポートを受けたい人

アガルート

こちらも完全オンライン学習の通信講座です。合格率やサポートの点からも資格スクエアを上、スタディングを下とすると、中の上くらいのポジションです。特に論文試験のサポートはスタディングと比較すると圧倒的に手厚いです。

合格率:2.0
サポート:3.0
費用の安さ:4.0

資格スクエアとスタディングの中間的なポジションで、費用とサポートのバランスがよい点がメリットです。

アガルートに向いている人

  • 資格スクエアよりも費用を抑えつつスタディングよりもサポートをしっかり受けたい人
  • スタディングで本当に合格できるか不安な人

スタディング

弁理士試験の予備校・通信講座の中で圧倒的な費用の安さを特徴としています。合格率は非公表なのと低価格相応のサポート内容から合格率を低めに評価していますが、私も含め合格実績は多数あります。

合格率:1.0
サポート:2.0
費用の安さ:5.0

サポートに関しては価格相応であるため、市販のテキストや予備校の模試を活用しながらサポートの薄さを補っていく必要があります。

特に追加費用を払わずに論文試験に合格するのであれば、工夫が必要です。このあたりはスタディングで実際に合格した私が対処法をまとめていますので参考にしてください。

スタディングに向いている人

  • とにかく費用を安く抑えたい人
  • 自分なりの勉強のやり方を確立できている人
  • 自分で勉強スケジュールの管理ができる人
  • 自分から積極的に情報収集できる人
キャリ造
キャリ造

スタディングでの学習について詳しく知りたい人は下記の書籍を読んでみましょう!

おすすめ講座のまとめ

以上、弁理士試験の予備校・通信講座を紹介しました。単純ですが費用を掛けるほどサポートの手厚さや合格率が上がっていきますので費用を掛けるほどよいのは確かです。

しかし、通学が難しかったり費用が掛けられないといった個人の事情に合った選択肢が用意されていることは受験生にとってはありがたいことなので、予算や状況に応じて自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

私自身、最安値のスタディングで合格できたのですからどれを選んでも合格に必要な知識は得られるはずです。

最後に、合格の決め手になるのは、「どの予備校・講座を選んだか」ではなく「質の高い勉強時間を積み重ねる」ことにあります。

高額な資格予備校を受講しても途中でやめてしまったり、何度も落ちて費用が雪だるま式に膨らんでゆく人も大勢いますし、私のようにスタディングで最小限の費用で合格する人もいますので、どの予備校・講座を選んでも「講座任せにせず自分の勉強は自分で管理する」ということを意識するようにしましょう。

厳しいことを言いますが、資格予備校は慈善事業ではなくビジネスです。資格予備校が見せてくれる先生や仲間との青春物語に嵌まり込んでなかなか合格できない人はお金を搾取され続けます。資格予備校に利用されるのではなく資格予備校を賢く利用することで短期合格を勝ち取りましょう。

この記事を書いた人
キャリ造

社会人の転職や大学進学、資格取得に役立つ情報を発信しています!
高専卒社会人から大学編入して船舶工学を学び日本船舶海洋工学会奨学褒賞を受賞しました。造船・重機メーカー3社、特許事務所を経験し弁理士試験に合格、現在は知的財産の仕事をしています。それらの経験から高専卒業生や知財業界志望者から相談を受けることもあり、エンジニアのキャリアに関する情報発信を始めました。

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